含み損益と売買損益の関係
引き続き、日経平均全体は膠着状態ですが、今、現在も保有銘柄により、投資格差が開いていく局面が続いています。
含み益が拡大すると、その後には、売買益が拡大します。逆に含み損が拡大すると、その後には、売買損が拡大します。
含み損益の次には、売買損益が発生します。
だからこそ、含み損益の段階で、的確に管理して、含み損から含み益へと変化させていくことが大切です。
含み損益とは、まだ売却していない保有株の損益です。買値を上回れば、含み益、買値を下回れば含み損でいまだ実現していない損益ですが、売ればすぐに実現する損益です。
売買益は、含み益を抱えている保有株を売却して実現する利益です。
含み益が形成されないのに、売買利益ばかり増えていくことはありません。必ず、含み益が増えて、利益確定で売って、売買利益が確定して、利益が生まれ、現金化され、増えた資金が次の運用に回ります。これが複利効果です。
逆に、含み損が形成されないのに、売買損失が拡大することはありません。含み損が生まれ、損切りで売買損失が実現して、損失分少なくなった資金で、次は頑張らなければ、いけません。どんどん資金は、細くなり、少なくなった資金で、頑張らなければいけなくなります。
だからこそ、保有株の管理、つまり含み損益の段階で、保有株の管理をしていく必要があります。含み益を拡大させていくように、保有株の管理を行わないと、資金はいつまでも増えていかないのです。
含み損を抱えているのであれば、その株から、動かしていかれることをお勧めします。
資産が形成されるように、精一杯サポートさせて頂きます。
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