午後:債券サマリー 先物は続落、流動性供給入札結果は弱め
15日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。米債券安を受けて売りが先行し、その後も流動性供給入札が弱めの結果となったことなどから戻りは鈍かった。
14日の米市場では、15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米長期債相場がポジション調整の売りで下落し、米長期金利が1.50%近辺まで上昇。これが東京市場に影響し、債券先物は寄り付き直後に151円75銭まで軟化した。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、日経平均株価の上昇が重荷となり戻りは限定的。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の応札倍率が2.18倍(前回は3.10倍)にとどまったことが明らかになると、午後には再び151円75銭まで押された。時間外取引で米長期金利の上昇が一服していたことが下支えとなり、一段と売り込む動きはなかったものの、FOMCの結果を見極めたいとして押し目買いは入りにくかった。
先物9月限の終値は前日比7銭安の151円80銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.045%だった。
出所:MINKABU PRESS
14日の米市場では、15~16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米長期債相場がポジション調整の売りで下落し、米長期金利が1.50%近辺まで上昇。これが東京市場に影響し、債券先物は寄り付き直後に151円75銭まで軟化した。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、日経平均株価の上昇が重荷となり戻りは限定的。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の応札倍率が2.18倍(前回は3.10倍)にとどまったことが明らかになると、午後には再び151円75銭まで押された。時間外取引で米長期金利の上昇が一服していたことが下支えとなり、一段と売り込む動きはなかったものの、FOMCの結果を見極めたいとして押し目買いは入りにくかった。
先物9月限の終値は前日比7銭安の151円80銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.045%だった。
出所:MINKABU PRESS
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