FOMC、テーパリングの議論に注目  住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)

配信元:フィスコ
投稿:2021/06/14 20:27
皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。


ドル・円は、もみ合いが予想されています。週初に109円19銭まで下げましたが、米国の持続的な景気回復への期待は維持されていることや、インフラ投資計画に絡んだ大規模増税は回避される可能性があることから、リスク回避的なドル売りは縮小しています。6月10日発表の5月米消費者物価コア指数は市場予想を上回っており、ドル・円は一時109円84銭まで反発しました。ただ、米長期金利は弱含みとなっており、週末前のドル・円は主に109円台前半から半ば近辺で推移しました。

ユーロ・円は下げ渋りが予想されています。欧州中央銀行(ECB)は6月10日開催の理事会で、パンデミック資産購入プロブラム(PEPP)を著しく高いペースで継続することを決定しました。経済成長率やインフレ率の予測を引き上げたものの、ECBのラガルド総裁が量的緩和縮小の議論は時期尚早と述べたことを受けて、ユーロ売り・円買いが優勢となり、一時132円67銭まで下げています。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『伸び悩み』予想されています。6月15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買入れ規模の段階的縮小(テーパリング)について議論されるとみられています。ただ、『金融政策の早期変更の可能性は低いとみられており、現行の金融緩和政策の長期化が意識されることでリスク選好的なドル買い・円売りは縮小しそうだ』と言及しています。

ユーロ・円については『底堅い値動き』が予想されています。6月10日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会は現行の緩和的な政策が維持されましたが、『成長見通しの上方修正でユーロは売りづらい展開となりそうだ』と分析しています。一方、『15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では資産買入れ規模の段階的縮小(テーパリング)に関し議論される可能性があろう』と分析しています。

ポンド・円は『もみ合い』が予想されています。英中央銀行金融政策委員会(MPC)を6月25日に控え、経済指標が材料視されやすいでしょう。消費者物価指数(CPI)は前月並みと予想されますが、『堅調な内容となれば緩和縮小期待のポンド買いが優勢となりそうだ』と分析しています。一方で、『経済制限措置の解除期限は7月以降に延期されるとみられ、リスク選好的なポンド買いは抑制される』と言及しています。

今週の豪ドル・円は『底堅い展開』が予想されています。豪準備銀行(中央銀行)の6月理事会議事要旨では、『利上げ時期見通しや7月に検討する債券購入の行方に関心が集まるがヒントはみつけにくそう』だと分析しています。それよりも、『ロウ総裁からの金融政策に関する言及が注目されよう』と述べています。また、『中銀が雇用情勢の改善を政策の最優先課題と公言しているなか、5月雇用統計の結果も注目される』と言及しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子

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