正栄食、上期経常は一転1％増益で上振れ着地

　正栄食品工業 <8079> が6月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の連結経常利益は前年同期比0.9％増の32.7億円となり、従来の19.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の40億円に対する進捗率は81.8％に達し、5年平均の66.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.6％減の7.3億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.7％減の15.9億円となり、売上営業利益率は前年同期の6.1％→5.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース