外為サマリー:1ドル109円40銭前後で推移、手掛かり材料難で方向感欠く
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円42銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。
米5月消費者物価指数(CPI)や欧州中央銀行(ECB)理事会といった重要イベントを通過したほか、週末要因も加わり方向感に欠ける展開だった。前日のニューヨーク市場で一時109円31銭まで軟化した反動から109円45銭まで持ち直す場面があったものの、仲値(午前9時55分頃に決定する金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を過ぎると戻りが一服。時間外取引で米長期金利が低位で推移し、日米金利差の縮小が意識されやすかったこともドルの上値の重さにつながった。目新しい手掛かり材料に乏しいなか、きょうから英国で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、来週15~16日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた動きにくさもあり、午後は109円40銭ラインを挟んだ狭いレンジで推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2188ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=133円35銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米5月消費者物価指数(CPI)や欧州中央銀行(ECB)理事会といった重要イベントを通過したほか、週末要因も加わり方向感に欠ける展開だった。前日のニューヨーク市場で一時109円31銭まで軟化した反動から109円45銭まで持ち直す場面があったものの、仲値(午前9時55分頃に決定する金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を過ぎると戻りが一服。時間外取引で米長期金利が低位で推移し、日米金利差の縮小が意識されやすかったこともドルの上値の重さにつながった。目新しい手掛かり材料に乏しいなか、きょうから英国で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、来週15~16日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた動きにくさもあり、午後は109円40銭ラインを挟んだ狭いレンジで推移した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2188ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=133円35銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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