アジア株 上海株は反落、3連休を前に利益確定売り 香港株は8日ぶり反発も上値重い

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/11 14:10
アジア株 上海株は反落、3連休を前に利益確定売り 香港株は8日ぶり反発も上値重い

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   28845.37(+106.49 +0.37%)
中国上海総合指数  3601.82(-9.04 -0.25%)
台湾加権指数     17222.62(+63.40 +0.37%)
韓国総合株価指数  3241.91(+17.27 +0.54%)
豪ASX200指数    7319.80(+17.30 +0.24%)
インドSENSEX30種  52549.98(+249.51 +0.48%)

アジア株は上海を除いて上昇。前日のナスダック上昇や、NY原油価格が堅調なことが好感されており、ハイテクや通信サービス、素材やエネルギー関連が総じて上昇している。
上海株は反落。3連休を前に利益確定の売りに押されているほか、欧米諸国との関係悪化も懸念されている。中国全人代常務委員会は10日、「反外国制裁法 」を可決した。同法案は、外国による対中制裁に対し、中国国内の資産凍結などの対抗措置を講じるとした内容で、欧米諸国への報復措置を速やかに講じる狙いがあるもよう。
香港株は8営業日ぶりに反発も上値は重い。上海同様、3連休を前に積極的な売買は手控えられているもよう。

週明け14日は、香港と中国市場は端午節のため休場、豪州市場は女王誕生日のため休場となる。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)