■G-7ホールディングス<7508>の業績動向
(4) その他事業
その他事業については売上高で前期比145.1%増の24,988百万円、経常利益で同113.0%増の460百万円となった。このうち、「miniピアゴ」を72店舗運営する99イチバについては、コロナ禍による内食需要の拡大を追い風に販売が好調に推移し、売上高で130億円以上、経常利益で1億円前後になったと見られ、収益増の大半を占める格好となった。
G7アグリジャパンが運営する「めぐみの郷」については、「業務スーパー」との併設店舗を積極的に出店したことで、新規出店数が15店舗(首都圏9店舗、愛知4店舗、兵庫2店舗)と過去最多となり、期末店舗数は前期末比14店舗増の45店舗に拡大した。また商品流通額も会社計画の55億円を上回り、増収増益となっている。
G7ジャパンフードサービスで展開する食品事業は、営業リソースを拡充した効果により顧客開拓が進み、増収増益となった。一方、飲食店・スイーツ事業については、コロナ禍で厳しい市場環境が続いたこともあり、大きく縮小している。「いきなり!ステーキ」の国内店舗については前期末の8店舗から2店舗に縮小し(国内2店舗については、2021年5月末に閉店予定)、スイーツ事業についても同様に2店舗から1店舗に減少した。
G7リテールジャパンで展開する女性向けフィットネスクラブの「カーブス」については5店舗を事業譲受し、期末店舗数で25店舗となった。コロナ禍で会員数が減少したこともあり減収となり、損益面では若干の損失を計上した。また、リユース事業として「メガリサイクル王国」「良品買館」「キングラム」を各1店舗運営していたが、収益成長が見込めないと判断し、期末までにすべて撤退した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
(4) その他事業
その他事業については売上高で前期比145.1%増の24,988百万円、経常利益で同113.0%増の460百万円となった。このうち、「miniピアゴ」を72店舗運営する99イチバについては、コロナ禍による内食需要の拡大を追い風に販売が好調に推移し、売上高で130億円以上、経常利益で1億円前後になったと見られ、収益増の大半を占める格好となった。
G7アグリジャパンが運営する「めぐみの郷」については、「業務スーパー」との併設店舗を積極的に出店したことで、新規出店数が15店舗(首都圏9店舗、愛知4店舗、兵庫2店舗)と過去最多となり、期末店舗数は前期末比14店舗増の45店舗に拡大した。また商品流通額も会社計画の55億円を上回り、増収増益となっている。
G7ジャパンフードサービスで展開する食品事業は、営業リソースを拡充した効果により顧客開拓が進み、増収増益となった。一方、飲食店・スイーツ事業については、コロナ禍で厳しい市場環境が続いたこともあり、大きく縮小している。「いきなり!ステーキ」の国内店舗については前期末の8店舗から2店舗に縮小し(国内2店舗については、2021年5月末に閉店予定)、スイーツ事業についても同様に2店舗から1店舗に減少した。
G7リテールジャパンで展開する女性向けフィットネスクラブの「カーブス」については5店舗を事業譲受し、期末店舗数で25店舗となった。コロナ禍で会員数が減少したこともあり減収となり、損益面では若干の損失を計上した。また、リユース事業として「メガリサイクル王国」「良品買館」「キングラム」を各1店舗運営していたが、収益成長が見込めないと判断し、期末までにすべて撤退した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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