アジア株 総じて上昇、上海株は小反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/31 18:29
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   29151.80(+27.39 +0.09%)
中国上海総合指数  3615.48(+14.69 +0.41%)
台湾加権指数     17068.43(+197.57 +1.17%)
韓国総合株価指数  3203.92(+15.19 +0.48%)
豪ASX200指数    7161.63(-17.88 -0.25%)
インドSENSEX30種  51905.84(+482.96 +0.94%)

 31日のアジア株は総じて上昇。前週末の米株高や週明けの米国株価指数先物の時間外取引での上昇はアジア株の支援材料となった。一方で、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことは重石となったとみられる。

 上海株は小反発。製造業PMIは予想を下回ったものの、非製造業は予想を上回るなどまちまち。中国南部広東省の広州市では、インド型の変異ウイルスとみられる感染拡大を背景に行動制限を導入すると報道されており、上値を抑える要因となったもよう。台湾株は続伸。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)などハイテク関連株などを中心に上昇した。
   
 上海総合指数は小反発。太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、航空機部品メーカーの中国航発動力が買われる一方で、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、酒造会社の貴州茅臺酒が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。オンライン生活関連サービス企業のメイトゥアン、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が買われる一方で、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。医薬品メーカーのCSL、医療機器メーカーのレスメドが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のサントス、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)