タチエス、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は57.1円増配

配信元:株探
投稿:2021/05/26 17:00
 タチエス <7239> が5月26日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年3月期の業績予想は連結経常損益が18億円の黒字(前期は72.7億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

 業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を31.8円(前年同期は無配)実施するとし、従来未定としていた下期配当も31.8円実施する方針とした。年間配当は前期比57.1円増の63.6円に増配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  自動車業界における半導体供給不足の影響により、合理的な業績予想数値の算出が困難であることから「未定」としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づき算定し、公表することといたしました。2022年3月期の連結業績予想につきましては、売上高は前期に比べ、収益認識基準適用の影響による減収があるものの、全体としては増収を見込み、利益面も回復を見込んでおります。 なお、上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により変動する可能性があります。

  当社はこの度、株主還元方針を見直すこととし、主たる配当の財務指標としてDOE(連結自己資本配当率)を採用し、キャッシュフロー、中長期的に健全な財務基盤の維持などを総合的に勘案し、積極的な株主還元を実施していくことといたしました。2022年3月期の配当につきましては、上記方針と当期の業績予想を踏まえ、1株当たり年間63.6円(第2四半期末31.8円、期末31.8円)とする予定です。
配信元: 株探

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