<動意株・26日>(大引け)=日エスコン、ジェイテック、三洋化など
日本エスコン<8892.T>=9日続伸。25日の取引終了後、中部電力<9502.T>及びスプレッド(京都市下京区)と、完全人工光型植物工場の建設・運営を行う新会社設立に向けて協定書を締結したと発表しており、これが好材料視されている。新会社TSUNAGU Community Farm(ツナグ コミュニティー ファーム)は7月をメドに設立の予定で、24年1月の生産開始を目指し、今年10月から静岡県袋井市の事業用地において、世界最大規模となる1日10トンのレタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場「テクノファーム袋井」の建設を開始する予定としている。
ジェイテック<2479.T>=商い伴い急動意。一時200円台を大きく回復し前日比22%高の222円まで駆け上がる場面があった。これは上値のフシである昨年6月の戻り高値218円を上回り、昨年1月以来約1年4カ月ぶりの高値となる。自動車やIT業界向けを中心に高度なノウハウを持つ設計・開発部門の技術者派遣を手掛けている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い収益環境には逆風が吹いているが、株価は前日まで200円を下回る大底圏で推移しており、足もとの業績悪はほぼ織り込まれている。
三洋化成工業<4471.T>=動意。同社の持ち分法適用会社であるAPB(東京都千代田区)は25日、全樹脂電池生産のための第1工場である「APB福井センター武生工場(福井県越前市)」の稼働開始に伴い開所式を行った。APBは、全樹脂電池の製造販売を行うスタートアップ企業で、武生工場は世界初の全樹脂電池の量産工場となる。同電池は従来のリチウムイオン電池よりも製造コスト・リードタイムの削減を実現するとともに、高い異常時信頼性とエネルギー密度を実現している。セルの大型化が可能で形状自由度も高く、定置用蓄電池や各種モビリティ用途にも対応が期待されている。今年10月からの本格稼働が予定されている。
シンバイオ製薬<4582.T>=続伸、年初来高値を更新。25日の取引終了後、同社が天然痘の予防・治療を除く全ての適応症を対象とした全世界での独占的開発・製造・販売権を供与された抗ウイルス薬「ブリンシドフォビル」について、米キメリックス社が日本における特許を取得したと発表しており、これが材料視されている。「ブリンシドフォビル」は、サイトメガロウイルス、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、BKウイルス、パピローマウイルス及び天然痘ウイルスなど広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法となることが期待されており、シンバイオは19年9月にキメリックス社とライセンス契約を締結している。
エアトリ<6191.T>=大幅高で連日の年初来高値更新。中長期的にも同社株にとって2700円近辺は上値のフシとなっており、きょうは2019年2月下旬の2708円を上抜き新局面入り。時価は18年10月以来約2年7カ月ぶりの高値圏に浮上した。航空券予約サイトを運営し、コロナ禍で大きな収益デメリットを被ったが、株価は既に新型コロナウイルスが取り沙汰される遥か以前の株価水準を回復している。21年9月期営業損益は13億円の黒字化を見込むが、一段の上振れが濃厚との見方が広がっている。
クシム<2345.T>=切り返しトレンド。今月17日に564円の年初来安値を形成したが、その後はリバウンド局面に移行し、直近は600円台での値固めの動きをみせていた。同社はシステムエンジニア向けeラーニングシステムの製造販売のほか、ブロックチェーン分野も深耕している。25日取引終了後、資本・業務提携先のチューリンガム社とNFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの共同開発に着手したことを発表、これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期資金の流入を誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ジェイテック<2479.T>=商い伴い急動意。一時200円台を大きく回復し前日比22%高の222円まで駆け上がる場面があった。これは上値のフシである昨年6月の戻り高値218円を上回り、昨年1月以来約1年4カ月ぶりの高値となる。自動車やIT業界向けを中心に高度なノウハウを持つ設計・開発部門の技術者派遣を手掛けている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い収益環境には逆風が吹いているが、株価は前日まで200円を下回る大底圏で推移しており、足もとの業績悪はほぼ織り込まれている。
三洋化成工業<4471.T>=動意。同社の持ち分法適用会社であるAPB(東京都千代田区)は25日、全樹脂電池生産のための第1工場である「APB福井センター武生工場(福井県越前市)」の稼働開始に伴い開所式を行った。APBは、全樹脂電池の製造販売を行うスタートアップ企業で、武生工場は世界初の全樹脂電池の量産工場となる。同電池は従来のリチウムイオン電池よりも製造コスト・リードタイムの削減を実現するとともに、高い異常時信頼性とエネルギー密度を実現している。セルの大型化が可能で形状自由度も高く、定置用蓄電池や各種モビリティ用途にも対応が期待されている。今年10月からの本格稼働が予定されている。
シンバイオ製薬<4582.T>=続伸、年初来高値を更新。25日の取引終了後、同社が天然痘の予防・治療を除く全ての適応症を対象とした全世界での独占的開発・製造・販売権を供与された抗ウイルス薬「ブリンシドフォビル」について、米キメリックス社が日本における特許を取得したと発表しており、これが材料視されている。「ブリンシドフォビル」は、サイトメガロウイルス、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、BKウイルス、パピローマウイルス及び天然痘ウイルスなど広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法となることが期待されており、シンバイオは19年9月にキメリックス社とライセンス契約を締結している。
エアトリ<6191.T>=大幅高で連日の年初来高値更新。中長期的にも同社株にとって2700円近辺は上値のフシとなっており、きょうは2019年2月下旬の2708円を上抜き新局面入り。時価は18年10月以来約2年7カ月ぶりの高値圏に浮上した。航空券予約サイトを運営し、コロナ禍で大きな収益デメリットを被ったが、株価は既に新型コロナウイルスが取り沙汰される遥か以前の株価水準を回復している。21年9月期営業損益は13億円の黒字化を見込むが、一段の上振れが濃厚との見方が広がっている。
クシム<2345.T>=切り返しトレンド。今月17日に564円の年初来安値を形成したが、その後はリバウンド局面に移行し、直近は600円台での値固めの動きをみせていた。同社はシステムエンジニア向けeラーニングシステムの製造販売のほか、ブロックチェーン分野も深耕している。25日取引終了後、資本・業務提携先のチューリンガム社とNFT(非代替性トークン)マーケットプレイスの共同開発に着手したことを発表、これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期資金の流入を誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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