NYコラム（25日）ダウ平均は4日続伸スタートか⁈−米国10年債利回りは1.6%割れ

NY株式市場（25日）ビットコインなど仮想通貨市場にらみの展開は継続か⁈–住宅関連指標に注目

25日のニューヨーク株式市場でダウ平均は4日続伸して取引が始まりそうだ。


ニューヨーク株式市場は、 5月の独ＩＦＯ業況指数が2年ぶりの高水準となった欧州株中心に世界的な株高の流れを引き継ぎ、足元での戻り歩調が継続しそう。米国10年債利回りが1.6%を割り込む水準まで低下していることも相場の落ち着きを誘う要因となろう。ダウ平均は寄り付きで再び3万4400ドル台を回復して取引が始まりそうだ。

取引時間中には、日本時間午後11時に発表される4月の新築住宅販売件数（95万件）や5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数（119）でマクロ経済環境の回復トレンドを確認したいタイミングにあろう。

引き続き、ニューヨーク株式市場は、再び軟化しているビットコインなど仮想通貨市場に相場の関心が集まっており、ビットコインにらみの相場環境は継続しそうなほか、ダウ平均は、寄り付きで先週末の日中高値（3万4415ドル）や前日の日中高値（3万4472ドル）など連日で押し戻された3万4400ドル台を取り切れるかどうか、相場の買い意欲の強さが試されそうな一日となる。