NY株式市場(24日)シカゴ連銀全米活動指数は市場予想を下回る−地区連銀総裁らFRB幹部の講演を注視
24日のニューヨーク株式市場でダウ平均は3日続伸して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、相場の関心が集中しているビットコインなど仮想通貨市場が反発して落ち着きを見せているから、投資家心理が好転しそうなほか、長期金利の低下傾向もハイテク株中心に相場を下支えする要因となろう。
ダウ平均は、先週後半からの戻り歩調が継続して地合いの良さが伺える寄り付きを迎えよう。寄り付きでは再び3万4300ドル台を回復して取引が始まった後は、先週末の日中高値(3万4415ドル)が短期的な戻りの目処として強く意識されそうだ。
ただ、取引開始前に発表された4月シカゴ連銀全米活動指数は0.24と市場予想(1.10)を下回ったことから、上値追いには慎重さが求められそうなほか、取引時間中にはクリーブランド連銀総裁ら連銀幹部の講演などが相次いで行われることから、FRBの金融政策に関するコメントにはマーケットが敏感に反応することも想定しておきたい一日となる。
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