サン電子、前期経常は黒字浮上で着地・1-3月期(4Q)経常は46％増益、今期業績は非開示、前期配当を2期ぶり10円で復配

　サン電子 <6736> [ＪＱ] が5月14日大引け後(18:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常損益は8.8億円の黒字(前の期は18.7億円の赤字)に浮上した。なお、22年3月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を10円実施し、2期ぶりに復配するとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比46.5％増の7.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.5％→8.8％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、税効果会計の影響により、前回発表の△20～０百万円の予想を上回り４７百万円の利益となる予定です。

　当社は、中長期的な企業価値向上のため、将来に向けての事業展開と経営基盤を強化するため、中長期のフリー・キャッシュ・フローの推移を考慮しつつ、配当性向を勘案し、業績に応じた積極的かつ弾力的な利益配当を行っていくことを基本方針としておりますが、2021年３月期の期末配当金につきましては、この基本方針及び当期の業績を踏まえ、期末配当予想を一株当たり 10 円とすることといたしました。