東プレ、前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は15%増益へ

配信元:株探
投稿:2021/05/14 13:00
 東プレ <5975> が5月14日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比53.4%増の164億円に拡大し、従来予想の80億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。22年3月期も前期比15.2%増の190億円に伸びる見通しとなった。12期連続増収になる。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は104億円の黒字(前年同期は13.6億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の4.7%→7.4%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2.修正の理由について 2021年3月期 連結累計期間の業績は、2020年11月16日公表の予想と差異が生じる結果となりました。 売上高につきましては、主に自動車用プレス部品において、新型コロナウイルスによる影響から早急に回復し、好転した状態を維持している中国の好調が主な要因となっております。 営業利益につきましては、自動車用プレス部品売上高の増加及び定温物流関連事業での製品構成の良化などが主な理由です。 経常利益につきましては、為替差益3,676百万円の発生が主な要因です。3.為替差益の計上について 2021年3月期第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)において為替差損13億5千3百万円を計上しておりましたが、為替相場の円安進行により、2021年3月期第4四半期連結累計期間(2020年4月1日~2021年3月31日)において、為替差益36億7千6百万円を営業外収益に計上しております。これは主として、外貨建て債権の評価の影響によるものです。
配信元: 株探

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