ドル円は序盤に上昇後、109.60円前後で高値もみ合いに=東京為替前場概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/14 12:03
 東京外為市場、序盤は株式市場の堅調地合いを背景にリスクオフが和らぎ、全般に円安傾向となった。ドル円は実質5・10日(ゴトウビ)に伴う実需のドル買いも相まってじり高となり、仲値通過後に109.66円付近まで上昇。クロス円もつれて、全般に強含みとなった。中盤に差し掛かるとドル円の上昇が一服して109.60円前後で高値もみ合いに転じたため、クロス円の上昇も一服し、ポンド円は154円付近から153円台後半に押し戻されている。

 クロス円が中盤に差しかかかってもみ合いとなる中で、ユーロ円は132.46円付近まで上昇した。ユーロドルも対円での上昇につれて、1.2084ドル付近までじり高。ただ、いずれも午前11時を過ぎると伸び一服となっており、前日の海外市場での下落後のショートカバーは一巡したもよう。

 日経平均株価は4日ぶりに大幅反発。前引けでは前営業日比492.89円高の2万7940.90円となった。

 午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=109.60円、ユーロドルは1ユーロ=1.2081ドル、ユーロ円は1ユーロ=132.42円、ポンド円は1ポンド=153.94円、豪ドル円は1豪ドル=84.67円、NZドル円は1NZドル=78.65円、スイス円は1スイスフラン=120.99円、カナダ円は1カナダドル=90.06円付近で推移している。

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