メンバーズ、全社員約1,500名を対象にベースアップの実施と決算賞与の支給を決定 賃上げ率は最大で年7.1%。2021年3月期決算は売上収益・営業利益ともに過去最高

配信元:PR TIMES
投稿:2021/05/11 17:51
新しい働き方で生産性向上と報酬アップの好循環。2030年までに年収1.6倍の実現へ

株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、2030年までに基準年収を1.6倍へと引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を推進し、2021年4月からの給与改定において全社員約1,500名を対象にベースアップを実施いたします。さらに5月7日に発表した2021年3月期決算における業績伸長に伴い、決算賞与の支給を決定しました。


●背景
日本社会は人口減少・少子高齢化が急速に進行しています。そのような状況下で国力を維持していくためには、労働力人口の増加やインターネット・デジタルテクノロジーを活用した労働生産性向上のための取り組みが国全体で求められています。すでに新型コロナウイルス感染症拡大の影響により多くの企業でデジタルシフトが加速する中、今後の経済発展にはデジタル人材の活用が必要不可欠となっています。
一方で、2030年には最大79万人のIT人材が不足する(※1)と予測されていることや、IT人材の平均年収は欧米と比べ約1.6倍もの差があるとも言われており、IT人材の育成・輩出と同時に、IT人材の価値向上に取り組むことが急務とされています。

これらの背景から、メンバーズは2030年までに自社で1万人の人材採用を実行し、デジタルクリエイター(※2)として育成、デジタル経済社会における価値創出の主役として世の中へ輩出し、それらの人材育成ノウハウを日本中のあらゆる人々に教育プログラムとして提供することで、日本社会の持続的成長の実現に取り組んでいます。
これまでもメンバーズでは、2016年から取り組んだ3カ年計画「みんなのキャリアと働き方改革」(※3)で月平均残業時間15時間と年収27.5%アップを達成するなど、多様な働き方推進と労働生産性向上を同時に実現してきました。さらに2020年からは、デジタルクリエイターの価値向上のために、2030年までに社員の基準年収を欧米並みの水準まで引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を推進しています。
そしてこの度、「Creator's Value 1.6」の一環として、さらなるIT人材の価値向上と適切な報酬を社員に還元することを目的に、メンバーズはベースアップの実施と決算賞与の支給を決定しました。

●本発表の概要
ベースアップの概要

対象:メンバーズグループ全社員
ベースアップ率:0.2~2.4% ※等級に応じて変動
時期:2021年4月から実施

決算賞与の概要
対象:メンバーズグループ全社員
支給額:15,000~207,000円 ※等級に応じて変動
支給日:2021年6月15日

今回のベースアップの実施と決算賞与の支給により、リーダー層のリーディングプレイヤー等級の最上位グレードの場合、5%の賃上げ率となります。また、2020年10月に実施したベースアップを合わせると賃上げ率は7.1%(2021年3月期業績に基づき実施したベースアップ、決算賞与を合計した賃上げ率)となり、「Creator's Value 1.6」で計画する年6%の賃上げを達成しました。なお、引き上げ率は社内で設定されている等級に基づき、若手層の多い等級を中心に率が高くなっています。

●Creator's Value 1.6について
2020年5月8日に発表したVISION2030(※4)では、重要施策の1つとして2030年までに社員の基準年収を現在の約1.6倍にあたる欧米並みの水準まで引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を掲げています。具体的な引き上げ額に関しては、リーダー層のリーディングプレイヤー等級の最上位グレードの場合、2020年時点の年収500万円(残業代含まず)を2030年には1.6倍の800万円に引き上げるため、ベースアップと決算賞与で年6%ずつ引き上げていく計画です。

Creator's Value 1.6推進施策 第1弾(2021年2月10日リリース)
2020年10月に全社員約1,500名を対象に7,000円のベースアップを実施しました。さらに2021年4月には若手層を対象にしたベースアップと新卒初任給22,000円の引き上げも行いました。
https://www.members.co.jp/company/news/2021/0210.html

今後もメンバーズは顧客への高い価値提供と生産性向上を同時に実現し、それらの成果に連動したルールに基づいて賃上げを実施していきます。デザイン思考とアウトプット志向を有するデジタルクリエイターが、今後の経済活動と社会課題を解決する中心であることを示していくとともに、経済の好循環の実現に向けて貢献してまいります。

※1 経済産業省 IT人材需給に関する調査(概要)(2019年4月発表)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
※2 デジタルテクノロジーに精通し、新たな価値を創造するデザイナーやエンジニア、ディレクター、プランナー、プロデューサーなどの専門性の高い人材のこと
※3 2019年5月10日 メンバーズ、3カ年計画「みんなのキャリアと働き方改革」を推進 月平均残業時間15時間と年収27.5%アップを同時実現し、通期業績において売上利益とも過去最高を更新
https://www.members.co.jp/company/news/2019/0510_4.html
※4 VISION2030:https://www.members.co.jp/company/vision2030.html

●株式会社メンバーズ
所在地:東京都中央区晴海一丁目8番10号
晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 37階
代表者:代表取締役社長 剣持 忠
資本金:910百万円(2021年3月末時点)
URL:https://www.members.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp
Twitter:https://twitter.com/Members_corp
Instagram:https://www.instagram.com/members_inside/

●本リリースに関するお問い合わせ
株式会社メンバーズ
広報担当 岡田
mail: press@members.co.jp

メンバーズでは、緊急事態でも安全を確保しながら業務を継続・遂行が可能な「新しい働き方」として、これまでの全員がオフィスに出社する働き方から、生活様式の変化に対応したオンライン中心の働き方に移行しております。このため大変ご不便をお掛けいたしますが、お問い合わせはメールにてお願いいたします。
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