サイバーコム<3852>は10日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.7%増の37.17億円、営業利益が同28.1%増の4.02億円、経常利益が同26.3%増の4.05億円、四半期純利益が同29.2%増の2.80億円となった。
ソフトウェア開発事業の売上高は前年同期比6.0%増の29.26億円、営業利益は同13.7%増の4.92億円となった。制御ソフトウェア開発が車載システム案件等の作業規模縮小などにより減少したが、通信ソフトウェア開発において第5世代移動通信(5G)のコアネットワーク装置開発案件等が好調に推移した。また、業務ソフトウェア開発は金融系システム等が縮小となったが、製造業向けシステム、公共系システム案件等の作業規模拡大により堅調に推移した。
サービス事業の売上高は前年同期比10.7%増の7.83億円、営業利益は同15.4%増の1.22億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、セキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件についても好調に推移した。自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、コールセンター構築や年間保守の増加により好調に推移した。また、クラウドVPNサービスである「楽々セキュアコネクト」は、新型コロナウイルス感染症対策として堅調に推移しており、昨年度に販売を開始した位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」についても堅調に推移した。
2021年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の144.00億円、営業利益が同2.7%増の8.50億円、経常利益が同0.8%増の8.50億円、当期純利益が同4.2%増の5.72億円とする期初計画を据え置いている。
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ソフトウェア開発事業の売上高は前年同期比6.0%増の29.26億円、営業利益は同13.7%増の4.92億円となった。制御ソフトウェア開発が車載システム案件等の作業規模縮小などにより減少したが、通信ソフトウェア開発において第5世代移動通信(5G)のコアネットワーク装置開発案件等が好調に推移した。また、業務ソフトウェア開発は金融系システム等が縮小となったが、製造業向けシステム、公共系システム案件等の作業規模拡大により堅調に推移した。
サービス事業の売上高は前年同期比10.7%増の7.83億円、営業利益は同15.4%増の1.22億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、セキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件についても好調に推移した。自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、コールセンター構築や年間保守の増加により好調に推移した。また、クラウドVPNサービスである「楽々セキュアコネクト」は、新型コロナウイルス感染症対策として堅調に推移しており、昨年度に販売を開始した位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」についても堅調に推移した。
2021年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の144.00億円、営業利益が同2.7%増の8.50億円、経常利益が同0.8%増の8.50億円、当期純利益が同4.2%増の5.72億円とする期初計画を据え置いている。
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