目先の値動きに騙されないことが大事

著者:藤村哲也
投稿:2021/05/11 00:56

目先の値動きに騙されないことが大事

1週間の値動きで、片や5%上昇、片や5%下落の場合、どっちに目が向きますでしょうか?

もう少し、具体的に言いますと

A銘柄
1000円から1050円
B銘柄
1000円から950円

という値動きがあったとしましょう。

株式市場では、よく起こることです。A銘柄が、人気銘柄で、よい材料が揃っていれば尚更、A銘柄に目がいってしまいます。

これが、株式市場でない場合を考えると分かりやすいと思います。

例えば、競馬や駅伝、リレーといった一般的な競争で考えると、最初のスタートで優位に立てることはよいに決まっています。

途中で逆転も当然ありますが、途中経過がいい方が、最終的に、結果を出しやすいのが通常です。

しかし、株式市場の場合は、エンドレスに、競争は続きますし、あっという間に逆転して、そのまま、大きな開きとなってしまうようなことは、頻繁に起こります。

例えば、

A銘柄はその後

1050円から1000円、950円、800円、500円へと下げ

一方

B銘柄はその後

950円から1000円、1050円、1200円、1500円へと上げていくようなことがよく株式市場にはあります。

株式市場では、珍しいことではなく、日常的に頻繁に起こることです。

だからこそ、目先の値動きに騙されないことが、とても大切になります。

短期の値動きには、お客様だけでなく、私たちも含めて、皆、騙されやすいのです。

成功ナビが結果が出ていくのは、なるべくB銘柄を買い推奨しようと、常に心がけているからです。

もちろん、過ちはありますが、すぐに軌道修正すればよいのです。

だからこそ、時が経過するほどに、その違いが明確になっていくのです。

目先の5%を追っかけても、埒があきません。

短期の値動きが気になる方は、

3ヶ月後、半年後の1.3倍、1.5倍、又はそれ以上を目指していきましょう。

そのように視線を変えていくことで、目先の値動きに騙されないようになっていきましょう。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想