川田テク、前期経常を33％上方修正

　川田テクノロジーズ <3443> が5月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の60億円→80億円(前の期は85.4億円)に33.3％上方修正し、減益率が29.8％減→6.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54.6億円→74.6億円(前年同期は65.9億円)に36.6％増額し、一転して13.2％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期通期の業績予想につきまして、売上高はほぼ予想通りとなる見込みですが、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、当期終盤から来期前半にかけて竣工する複数の橋梁案件で設計変更が想定以上に早く進展したことや持分法適用関連会社の業績が順調に推移したことなどにより、それぞれ前回予想を上回る見込みであります。