トランシティ、前期経常を一転16%増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2021/05/06 13:30
 日本トランスシティ <9310> が5月6日後場(13:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の40億円→52億円(前の期は44.9億円)に30.0%上方修正し、一転して15.8%増益を見込み、一気に9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.9億円→32.9億円(前年同期は23億円)に57.3%増額し、一転して43.0%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の影響で低調となった国内外の貨物取扱量が第3四半期には回復基調となり、その後も好調に推移していることから、売上高につきまして前回公表しました予想を上回る見込みとなりました。また、利益につきましても新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた顧客のサプライチェーンを維持、確保するためのロジスティクス変更等の寄与により、前回公表しました予想を上回る見込みとなりました。 以上の理由から通期の連結業績予想を上記のとおり修正いたします。 前述の業績予想につきましては、当社グループが現時点で入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
896.0
(15:00)
-6.0
(-0.66%)