木村化、前期経常を一転11%増益に上方修正、配当も7円増額

配信元:株探
投稿:2021/04/28 16:00
 木村化工機 <6378> が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の10.7億円→19.6億円(前の期は17.6億円)に83.2%上方修正し、一転して10.8%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.5億円→16.4億円(前年同期は10.2億円)に2.2倍増額し、一転して60.9%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→15円(前の期は12円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期の目途が立たない状況が続いているものの、下期に入り国内の社会経済活動が緩やかに上向きとなり、設備投資などの回復ペースが想定以上に上回ったことや、製造原価の低減、出張制限で旅費交通費などの支出が抑制されたことに加え、その他の経費の縮減に努めたことから、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を上回る見込みになりました。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置づけたうえで、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、企業業績に応じた配当政策を実施することを基本方針としております。 上記方針に基づき、当事業年度の期末配当につきましては、業績を鑑み、前回予想の8円に特別配当として7円を加え、15円とさせていただくことといたしました。 今後も、中長期的な視点に立って、成長が見込まれる事業に経営資源を投資することにより、持続的な成長および企業価値の向上ならびに株主価値の増大に努めてまいります。
配信元: 株探

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