カワタ、前期経常を2.1倍上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/28 12:00
 カワタ <6292> が4月28日昼(12:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2.9億円→5.9億円(前の期は16.3億円)に2.1倍上方修正し、減益率が82.3%減→63.6%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の900万円→3.1億円(前年同期は7.2億円)に35倍増額し、減益率が98.8%減→56.5%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回予想時は、2020年3月期後半より2021年3月期前半にかけて米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染拡大の影響による受注低迷の影響により、2021年3月期第4四半期の利益確保が難しいと予想していました。しかし、日本セグメントにおいて想定以上に短納期の受注が増加したこと、海外輸出案件の増加、部品や修理での売上が堅調であったこと等により、売上高は前回予想を787百万円上回る16,787百万円となる見込みです。利益面におきましては、売上高増加による売上総利益の増加に加えて、個別案件ごとの部品や工事等の原価管理の徹底や経費節減が進んだこと等により、営業利益は前回予想を206百万円上回る506百万円となる見込みです。経常利益は上記理由に加えて、期末の円安傾向により為替差損益が改善したこと等により前回予想を307百万円上回る597百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を286百万円上回る296百万円となる見込みです。
配信元: 株探

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