研創、前期経常を50％上方修正

　研創 <7939> [ＪＱ] が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.3億円→1.9億円(前の期は2.4億円)に50.4％上方修正し、減益率が45.9％減→18.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1.8億円→2.5億円(前年同期は2.4億円)に35.3％増額し、一転して4.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の業績は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって減収傾向にあることから、受注生産体制の強化と管理体制の見直しについての検討を期首から重ねつつ、利益確保対策を順次講じており、サイン製品の最需要期である２月・３月には、この利益確保対策が想定以上の増益効果をもたらしました。以上の結果、営業利益については１億99百万円となり前回発表予想を66百万円（増減率49.6%）上回る見通しとなり、経常利益は１億97百万円となり前回発表予想を66百万円（増減率50.4%）上回る見通しとなりました。なお、配当予想につきましては、修正事項はありません。注）上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績はさまざまな要因により、これら予想数値とは異なる可能性があります。