中発条、今期経常は64％増で4期ぶり最高益、実質増配へ

　中央発條 <5992> が4月27日後場(14:20)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比24.5％減の22.5億円になったが、従来予想の15億円を上回って着地。22年3月期は前期比63.9％増の37億円に拡大を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　同時に、今期の年間配当は32円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は28.0％増配とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.8倍の12.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.0％→4.0％に改善した。

株探ニュース