気候変動サミット開始 バイデン大統領は2030年までに排出量半減を公約

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/23 01:44
 きょうからバーチャル形式での気候変動サミットが開始しており、バイデン大統領は米国の温室効果ガス排出量を2030年までに半減させる公約を打ち出した。サミットに招請した40カ国・地域の首脳に取り組み強化を働き掛ける。

 大統領はサミットの冒頭で、米国は温室効果ガス排出量を30年までに05年の水準から50%から52%削減すると発表。「この危機を単独で解決できる国は存在しない。特に先進国が取り組みを強化しなければならない」と述べた。

 中国やインド、ブラジルなど世界の排出量上位国に野心的な削減目標を設定するよう促す狙いがあるが、中国の習近平国家主席とインドのモディ首相はいずれも冒頭発言で、従来の目標を維持した。

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