ユビAI、前期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/19 17:05
 ユビキタス AIコーポレーション <3858> [JQ] が4月19日大引け後(17:05)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の1200万円の黒字→2億0600万円の赤字(前の期は3800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億2200万円→400万円(前年同期は7500万円)に98.2%減額し、一転して94.7%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 <連結>(1)売上高の修正理由売上高の対前年の減少幅が四半期毎に縮小し、売上高は回復傾向にあるものの、主にソフトウェアディストリビューション事業において、コロナ禍と商材消失(※)による自動車関連売上が大きく減少したこと、及びコロナ禍による顧客の案件消失、予算縮小等による新規開発案件、研究開発の中止、先送りなど、新規案件の獲得が全般的に低調に推移したことによるものであります。現時点においては、2021年3月期に計上予定のロイヤルティ売上報告が顧客より未着のものもあることから、当該売上につきましては予想値を計上しております。従いまして、売上高の予想額が変動する可能性があります。 ※.仕入先の第三者による買収や代理店政策の見直しにより、当該商権を消失したことによるものであります。(2)損益面の修正理由主に売上高減少に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回の予想から下回る見込みであります。現時点においては、上記売上高を含めて未確定であるため、変動する可能性があります。<個別>主にソフトウェアディストリビューション事業において、コロナ禍と商材消失による自動車関連売上が大きく減少したこと、及びコロナ禍による顧客の案件消失、予算縮小等による新規開発案件、研究開発の中止、先送りなど、新規案件の獲得が全般的に低調に推移したことによる売上、粗利減によるものであります。現時点においては、2021年3月期に計上予定のロイヤルティ売上報告が顧客より未着のものもあることから、当該売上につきましては予想値を計上しております。従いまして、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想額は変動する可能性があります。上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としており、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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