<動意株・13日>(大引け)=大黒天、TSIHD、オキサイドなど
大黒天物産<2791.T>=上げ足早め上場来高値更新。岡山地盤で食品ディスカウントストアを展開する同社は12日取引終了後に、21年5月期第3四半期累計(20年6月~21年2月)の連結営業利益が前年同期比2.2倍の70億6100万円になったと発表。通期計画74億5300万円に対する進捗率は94.7%に達しており、通期業績の上振れ期待が高まっているようだ。第3四半期累計の売上高は同9.5%増の1671億5600万円で着地。家計の先行き不透明感などを背景に消費者の低価格志向が高まるなか、高品質・低価格なラインアップを前面に打ち出して展開したことなどが功を奏した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
TSIホールディングス<3608.T>=もみ合い上放れる。一気に年初来高値を更新した。12日の取引終了後に発表した22年2月期の連結業績予想で、売上高1524億円(前期比13.7%増)、営業利益11億円、純利益16億6000万円(同57.0%減)と、赤字だった前期から一転して営業損益の黒字転換を見込み、期末一括配当で2期ぶりの復配となる5円を予定していること買いを呼び寄せた。実店舗から移行する動きが加速しているECに向けて、経営資源を集中的に投下することで消費者の需要を取り込み、売り上げの一定の回復を図る。また、引き続き販管費の削減を実施し、損益分岐点の改善により黒字転換を図るとしている。
オキサイド<6521.T>=続急伸。12日の取引終了後に発表した21年2月期単独決算で、営業利益が3億6500万円(前の期比3.0倍)となり、従来予想の3億2300万円を上回ったことに加えて、22年2月期は同4億1600万円(前期比13.7%増)と2ケタ増益を見込んでいることが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響により一部製品の販売がやや低調となり光計測・新領域事業は苦戦したものの、半導体製造装置メーカーなどからの受注が増勢となった半導体事業が大幅に伸長し業績拡大を牽引した。続く今期は、引き続き半導体事業の好調を見込み、製品の新規販売とともに販売済み製品のメンテナンス売り上げの増加を見込む。また、ヘルスケア事業では21年2月期下期に実現した大手ユーザーでのシェアアップが今期は通年で寄与する見通しだ。
キーウェアソリューションズ<3799.T>=急動意。12日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、営業利益が4億5000万円から6億3000万円(前の期比45.5%増)へ、純利益が4億円から6億8000万円(同96.0%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた一部顧客からの受注の延期や規模縮小などが発生したことから、売上高は190億円の予想に対して186億円(同0.9%増)と下振れたものの、業務の効率化に加えてコロナ禍においてコスト削減に努めたことが奏功して利益は上振れたとしている。
イー・ガーディアン<6050.T>=大幅反発。12日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(20年10月~21年3月)連結業績について、売上高が42億8200万円から47億5000万円(前年同期比24.6%増)へ、営業利益が6億9700万円から8億6000万円(同53.0%増)へ、純利益が4億7600万円から5億2000万円(同48.6%増)へ上振れて着地したようだと発表。市場拡大を背景に、ソーシャルサポートの動画関連売り上げが増加したほか、アドプロセス売り上げも好調に推移したことが要因。また、20年10月にジェイピー・セキュアを子会社化したことで、サイバーセキュリティー売り上げも拡大が続いた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
TSIホールディングス<3608.T>=もみ合い上放れる。一気に年初来高値を更新した。12日の取引終了後に発表した22年2月期の連結業績予想で、売上高1524億円(前期比13.7%増)、営業利益11億円、純利益16億6000万円(同57.0%減)と、赤字だった前期から一転して営業損益の黒字転換を見込み、期末一括配当で2期ぶりの復配となる5円を予定していること買いを呼び寄せた。実店舗から移行する動きが加速しているECに向けて、経営資源を集中的に投下することで消費者の需要を取り込み、売り上げの一定の回復を図る。また、引き続き販管費の削減を実施し、損益分岐点の改善により黒字転換を図るとしている。
オキサイド<6521.T>=続急伸。12日の取引終了後に発表した21年2月期単独決算で、営業利益が3億6500万円(前の期比3.0倍)となり、従来予想の3億2300万円を上回ったことに加えて、22年2月期は同4億1600万円(前期比13.7%増)と2ケタ増益を見込んでいることが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響により一部製品の販売がやや低調となり光計測・新領域事業は苦戦したものの、半導体製造装置メーカーなどからの受注が増勢となった半導体事業が大幅に伸長し業績拡大を牽引した。続く今期は、引き続き半導体事業の好調を見込み、製品の新規販売とともに販売済み製品のメンテナンス売り上げの増加を見込む。また、ヘルスケア事業では21年2月期下期に実現した大手ユーザーでのシェアアップが今期は通年で寄与する見通しだ。
キーウェアソリューションズ<3799.T>=急動意。12日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、営業利益が4億5000万円から6億3000万円(前の期比45.5%増)へ、純利益が4億円から6億8000万円(同96.0%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた一部顧客からの受注の延期や規模縮小などが発生したことから、売上高は190億円の予想に対して186億円(同0.9%増)と下振れたものの、業務の効率化に加えてコロナ禍においてコスト削減に努めたことが奏功して利益は上振れたとしている。
イー・ガーディアン<6050.T>=大幅反発。12日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(20年10月~21年3月)連結業績について、売上高が42億8200万円から47億5000万円(前年同期比24.6%増)へ、営業利益が6億9700万円から8億6000万円(同53.0%増)へ、純利益が4億7600万円から5億2000万円(同48.6%増)へ上振れて着地したようだと発表。市場拡大を背景に、ソーシャルサポートの動画関連売り上げが増加したほか、アドプロセス売り上げも好調に推移したことが要因。また、20年10月にジェイピー・セキュアを子会社化したことで、サイバーセキュリティー売り上げも拡大が続いた。
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出所:MINKABU PRESS
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