三栄建築は4日ぶり反発、主力の戸建分譲事業好調で上期営業利益36%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/13 14:02
 三栄建築設計<3228.T>は4日ぶりに反発している。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年9月~21年2月)連結決算が、売上高555億3200万円(前年同期比13.7%増)、営業利益40億5000万円(同35.8%増)、純利益26億6600万円(同57.2%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。

 新型コロナウイルス感染防止のため、自宅で家族がそろって過ごす時間が増えたことや、テレワークを推奨する企業が増えたことにより、戸建住宅への関心が高まったことなどを受けて、主力の戸建分譲事業が好調だった。また、過年度分の消費税還付、新型コロナウイルス感染症に関する政府からの助成金などを営業外収益として計上したことも最終利益の押し上げに寄与した。

 なお、21年8月期通期業績予想は、売上高1400億円(前期比21.8%増)、営業利益102億7400万円(同29.0%増)、純利益64億円(同57.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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