PALTEK <7587> [東証2] が4月9日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結営業利益を従来予想の8000万円→2億5000万円(前年同期は2億2500万円)に3.1倍上方修正し、一転して11.1%増益見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結営業利益も従来予想の4億円→4億8500万円(前期は1億7200万円)に21.3%上方修正し、増益率が2.3倍→2.8倍に拡大する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
【第2四半期(累計)連結業績予想について】 第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は半導体事業においてPCやファクトリーオートメーション向けなどでメモリやアナログICの販売が想定よりも堅調に推移することが見込まれるため、売上高は増加する見通しです。 営業利益につきましては、売上高増加に伴い売上総利益が増加することに加え、第1四半期においてドル円相場が急速に円安基調で進行したことにより、仕入値引ドル建債権の評価額の増加を含む為替レート変動によるプラス影響が93百万円発生し売上総利益の押し上げ要因となることが見込まれることから、営業利益は想定を上回って推移する見通しです。 経常利益につきましては、第1四半期末においてドル円相場が円安基調で進行したことにより、仕入先への支払いなどにおいて為替差損が発生することが見込まれるため営業外費用が増加するものの、営業利益の増加に伴い想定を上回って推移する見通しです。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、経常利益の増加に伴い、想定を上回る見通しです。 この仕入値引ドル建債権は、一部の主要仕入先との取引方法において発生します。量産案件において特価を提示する場合、実際の仕入値の減額ではなく、当社がお客様に製品を出荷したことを仕入先に報告することによって、仕入先から仕入値の減額相当分の値引債権が発行されます。この値引債権がドル建であるため、為替相場の変動によりドル建債権の評価額が増減します。評価額の増減については、半導体製品の値決め時の為替レートと納入時の為替レートの差により発生するため、ドル円相場が円高に進行する際には評価額がマイナスになり、特に為替変動が急速である場合には評価額の増減幅が大きくなります。【通期連結業績予想について】 現在、世界的な半導体需要の増加により、半導体製品の調達期間が大幅に長期化しており、お客様の希望納期に沿う半導体製品の販売が困難な状況になってきております。これにより、下期における半導体事業の売上高が減少することが見込まれるため、通期売上高は当初業績予想から変更しておりません。 営業利益につきましては、前述のとおり第1四半期に発生した仕入値引ドル建債権の評価額の増加を含む為替レート変動によるプラス影響により増加すると見込んでおります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、第1四半期における為替差損発生の影響を考慮したことにより、当初業績予想から変更しておりません。(※) 上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。
上期業績の好調に伴い、通期の連結営業利益も従来予想の4億円→4億8500万円(前期は1億7200万円)に21.3%上方修正し、増益率が2.3倍→2.8倍に拡大する見通しとなった。
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会社側からの【修正の理由】
【第2四半期(累計)連結業績予想について】 第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は半導体事業においてPCやファクトリーオートメーション向けなどでメモリやアナログICの販売が想定よりも堅調に推移することが見込まれるため、売上高は増加する見通しです。 営業利益につきましては、売上高増加に伴い売上総利益が増加することに加え、第1四半期においてドル円相場が急速に円安基調で進行したことにより、仕入値引ドル建債権の評価額の増加を含む為替レート変動によるプラス影響が93百万円発生し売上総利益の押し上げ要因となることが見込まれることから、営業利益は想定を上回って推移する見通しです。 経常利益につきましては、第1四半期末においてドル円相場が円安基調で進行したことにより、仕入先への支払いなどにおいて為替差損が発生することが見込まれるため営業外費用が増加するものの、営業利益の増加に伴い想定を上回って推移する見通しです。 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、経常利益の増加に伴い、想定を上回る見通しです。 この仕入値引ドル建債権は、一部の主要仕入先との取引方法において発生します。量産案件において特価を提示する場合、実際の仕入値の減額ではなく、当社がお客様に製品を出荷したことを仕入先に報告することによって、仕入先から仕入値の減額相当分の値引債権が発行されます。この値引債権がドル建であるため、為替相場の変動によりドル建債権の評価額が増減します。評価額の増減については、半導体製品の値決め時の為替レートと納入時の為替レートの差により発生するため、ドル円相場が円高に進行する際には評価額がマイナスになり、特に為替変動が急速である場合には評価額の増減幅が大きくなります。【通期連結業績予想について】 現在、世界的な半導体需要の増加により、半導体製品の調達期間が大幅に長期化しており、お客様の希望納期に沿う半導体製品の販売が困難な状況になってきております。これにより、下期における半導体事業の売上高が減少することが見込まれるため、通期売上高は当初業績予想から変更しておりません。 営業利益につきましては、前述のとおり第1四半期に発生した仕入値引ドル建債権の評価額の増加を含む為替レート変動によるプラス影響により増加すると見込んでおります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、第1四半期における為替差損発生の影響を考慮したことにより、当初業績予想から変更しておりません。(※) 上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。
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