ジャステックが反落、上期業績予想を下方修正

　ジャステック<9717.T>が反落している。前週末２６日の取引終了後、第２四半期累計（２０年１２月～２１年５月）単独業績予想について、営業利益を９億４９００万円から８億４７００万円（前年同期比３５．３％減）へ、純利益を６億７２００万円から６億１０００万円（同３５．１％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　売上高は８５億７８００万円（同５．１％減）と従来予想の８５億７４００万円に沿った形で推移しているものの、前期に生じた不採算案件にかかる原価のうち６９００万円について利益計画への利益の過大計上があったほか、最近の業績動向を踏まえたとしている。

　なお、同時に発表した第１四半期（２０年１２月～２１年２月）決算は、売上高３７億８３００万円（前年同期比３．８％減）、営業利益３億８５００万円（同３１．６％減）、純利益２億８６００万円（同３１．９％減）を計上。２１年１１月期通期業績予想は、売上高１８０億５００万円（前期比３．２％増）、営業利益２１億２９００万円（同３．０％増）、純利益１４億９６００万円（同１．８％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS