帝ホテル、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は12円減配

配信元:株探
投稿:2021/03/25 15:00
 帝国ホテル <9708> [東証2] が3月25日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結最終損益が148億円の赤字(前期は24億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は16円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期連結業績予想につきましては、経済、企業活動に広範かつ重大な影響を与えている 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に収束が見えず、需要の見通しが極めて不透明で合理的な 算定が困難であったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づいた2021年3月期通期の連結業績予想値を算定しましたので公表いたします。

  当社は長期に亘る安定的な経営基盤の確保による安定配当の継続を基本方針とし、株主の皆様への利益還元に努めてまいりました。 2021年3月期の配当予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響により合理的な算定が困難であったことから未定としておりました。 このような経営環境下ではありますが、昨年11月当社は開業130周年を迎え、本日、帝国ホテル東京の建て替え計画の実施方針について発表するに至ったことは、ひとえに株主の皆様の多大なる ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 つきましては、2021年3月期の期末配当は減配となりますが、株主の皆様のご支援に感謝し、1株につき4円とし配当を継続してまいります。 今後も日本を代表するホテルとしての社会的使命を全うしていくべく、さらなる企業価値向上へ取り組んでまいる所存です。株主の皆様には引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。 なお、期末配当につきましては、2021年6月下旬開催予定の第180期定時株主総会に付議する予定であります。
配信元: 株探

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