NY株式市場(23日)ドイツで4月上旬にロックダウン実施へ−バイデン政権が3兆ドルの新経済対策を模索か⁈
23日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、日本時間24日午前1時から始まるパウエルFRB議長による下院サービス委員会での議会証言に注目が集まっており、ダウ平均は議会証言での質疑応答を見極めたいとの姿勢から積極的な買いが見送られやすい寄り付きを迎えそうだ。欧州では、ドイツが来月上旬にロックダウンすることを発表したことも買い控えを誘う要因となろう。
ただ、注目されている米国10年債利回りは1.6%台半ばで低下傾向にあることから、前日に続いてハイテク株の下支え要因として意識されそう。バイデン政権が1.9兆ドルのコロナ経済対策に続き、インフラ投資を中心とした最大3兆ドル規模の新たな経済対策の策定を進めると相次いで報じられたことも、投資家心理を下支えしそうな1日となる。
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