決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 日本オラクル、新都ＨＤ、石井表記 (3月19日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月18日から19日の決算発表を経て22日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　石井表記 <6336>
　21年1月期の連結経常利益は前の期比5.0倍の10.6億円に拡大したが、22年1月期は前期比46.4％減の5.7億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4　サツドラＨＤ <3544>
　21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比30.1％減の4億5000万円に落ち込んだが、通期計画の5億円に対する進捗率は90.0％に達し、4年平均の77.3％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2776> 新都ＨＤ 　　　ＪＱ 　 -15.89 　　3/19　本決算　　　　　－
<6336> 石井表記 　　　東２ 　 -14.94 　　3/19　本決算　　　-46.40
<4716> 日本オラクル 　東１　　 -7.33 　　3/19　　　3Q　　　　7.23
<3544> サツドラＨＤ 　東１　　 -0.33 　　3/19　　　3Q　　　-30.12

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース