NY株式市場(19日)米国10年債利回りは1.7%台で高止まり続くか−週末要因から上値追いに慎重姿勢へ
19日のニューヨーク株式市場でダウ平均はもみ合いスタートとなりそうだ。
注目されている米国10年債利回りは、一時1.7%台中ばまで上昇したあとに一服商状となっていることから、ハイテク株には自立反発を試す銘柄が目立ちそうだ。
ただ、米国10年債利回りは、1.7台での高止まりが続いており、一段の上昇懸念が完全に払拭されたわけではなさそう。引き続き、大規模な財政出動と超金融緩和政策の長期化でインフレ観測が根強く、景気回復期待との綱引き状態は継続するだろう。
フランスではコロナ感染の再拡大で再び行動規制が強化されたことから欧州株が軟調なことも投資家心理を圧迫しそうだ。
ダウ平均は、構成銘柄のナイキが低調な決算を発表したことから時間外で軟調に推移しているほか、週末要因も重なって積極的な買いは見送られそうな1日となる。
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