明治海が続急伸、海運市況回復とアフターコロナでホテル事業の風向き変化期待
明治海運<9115.T>が続急伸、一時10.1%高で489円まで上値を伸ばしている。ここ海運株への買いが顕著で、きょうも業種別騰落率で「海運」は2%を超える上昇をみせ東証1部33業種中でトップとなっている。そのなか、比較的出遅れている同社株の上げ足が目立つ。同社の21年3月期業績は営業利益段階で65%減益見通しと厳しいが、株価面では織り込みが進んでいる。最近はコンテナ船市況の高騰と合わせ、ばら積み船市況も上昇基調を強めており、タンカーやばら積み船の中長期貸船を手掛ける同社に追い風が強い。また、ホテル事業を営んでいることからアフターコロナを見込んだ収益環境の改善を見込んだ買いを誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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