<動意株・8日>(大引け)=大豊工業、メディアS、ティーライフなど
大豊工業<6470.T>=急動意。トヨタ系自動車部品メーカーで軸受けやアルミダイカスト製品、金型などを製造している。21年3月期業績は前期に続いて大幅減益見通しながら、トヨタ自動車<7203.T>の業績拡大に歩調を合わせ足もとの収益環境は改善傾向。世界的な自動車販売の好調を受け22年3月期の利益復元への期待が大きい。モーターや電気自動車(EV)向けバッテリーなど電動化製品への取り組みに積極的なほか、100%子会社を通じ再生炭素繊維を使用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の技術開発に対する思惑もある。有配企業にしてPBR0.4倍台は割安。
メディアシーク<4824.T>=後場ストップ高。午前11時45分ごろに発表した第2四半期累計(20年8月~21年1月)連結決算が、売上高13億500万円(前年同期比18.9%増)、営業利益1億6300万円(同13.6倍)、純利益7800万円(同9.8倍)と大幅増益となったことで物色の矛先が向かった。法人事業で、国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスが伸長した。また、コンシューマー事業で「バーコードリーダー/アイコニット」を中心としたスマートフォン向け広告収入のほか、スマートフォン向け恋愛シミュレーションゲームなど各種情報サービスによる売り上げが順調に推移した。なお、21年7月期業績予想は引き続き未定としている。
ティーライフ<3172.T>=急反発。前週末5日の取引終了後、21年7月期の連結業績予想について、売上高を99億600万円から110億2900万円(前期比4.3%増)へ、営業利益を5億3000万円から7億円(同41.1%増)へ、純利益を3億6800万円から5億6000万円(同33.2%増)へ上方修正し、従来15円を予定していた期末配当を24円に引き上げるとあわせて発表したことが好感されている。コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことで、小売事業でECモールでの巣ごもり需要に対応した商品が引き続き好調に推移したほか、卸売事業でテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したことが要因。また、プロパティ事業で、袋井センター及び掛川センターの賃貸稼働率が向上したことや、新規顧客開拓を目的とした広告出稿や既存顧客向けカタログの配布効率の改善による広告宣伝費の低減も寄与した。
宮越ホールディングス<6620.T>=ストップ高。きょう付けで自社サイトのトップメッセージを更新し、「2030年に時価総額1兆円 少数精鋭のエクセレントな投資会社へ飛躍」としたことが好材料視されている。長期戦略の第1号大型投資案件として、中国・深セン市に計画している都市開発プロジェクトのワールド・イノベーション・センター(WIC)を予定。また、数年内に中国当局との歴史的な友好関係を武器に同国における投資拡大を検討するとしている。
三機工業<1961.T>=上値指向継続。前週は日経平均が波乱展開となるなかも、わが道を行く展開で5日続伸と気を吐いたが、きょうも目先筋の利食いをこなしプラス圏で推移している。三井系の総合設備工事大手だが、21年3月期はコロナ禍で大幅減益予想も株価的には織り込み済み。産業空調分野で旺盛な5G関連や半導体向け需要が貢献する形で22年3月期は2ケタ増益で切り返す公算が大きい。PER、PBRなど株価指標面からも割高感に乏しく、昨年1月初旬につけた昨年来高値1563円奪回が視界に入っている。
オンワードホールディングス<8016.T>=4日続伸。前週末5日の取引終了後、イタリア子会社が保有するブランド「ジル・サンダー」をイタリアのアパレル大手であるOTBに売却すると発表しており、これが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響で海外事業の経営環境が悪化するなか、不採算となっていた事業を整理し、成長分野に対する経営資源の集中を一段と進めるのが狙い。譲渡価額は非開示で、3月中に株式譲渡を実施する予定。なお、同件による影響は22年2月期に計上される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
メディアシーク<4824.T>=後場ストップ高。午前11時45分ごろに発表した第2四半期累計(20年8月~21年1月)連結決算が、売上高13億500万円(前年同期比18.9%増)、営業利益1億6300万円(同13.6倍)、純利益7800万円(同9.8倍)と大幅増益となったことで物色の矛先が向かった。法人事業で、国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスが伸長した。また、コンシューマー事業で「バーコードリーダー/アイコニット」を中心としたスマートフォン向け広告収入のほか、スマートフォン向け恋愛シミュレーションゲームなど各種情報サービスによる売り上げが順調に推移した。なお、21年7月期業績予想は引き続き未定としている。
ティーライフ<3172.T>=急反発。前週末5日の取引終了後、21年7月期の連結業績予想について、売上高を99億600万円から110億2900万円(前期比4.3%増)へ、営業利益を5億3000万円から7億円(同41.1%増)へ、純利益を3億6800万円から5億6000万円(同33.2%増)へ上方修正し、従来15円を予定していた期末配当を24円に引き上げるとあわせて発表したことが好感されている。コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことで、小売事業でECモールでの巣ごもり需要に対応した商品が引き続き好調に推移したほか、卸売事業でテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したことが要因。また、プロパティ事業で、袋井センター及び掛川センターの賃貸稼働率が向上したことや、新規顧客開拓を目的とした広告出稿や既存顧客向けカタログの配布効率の改善による広告宣伝費の低減も寄与した。
宮越ホールディングス<6620.T>=ストップ高。きょう付けで自社サイトのトップメッセージを更新し、「2030年に時価総額1兆円 少数精鋭のエクセレントな投資会社へ飛躍」としたことが好材料視されている。長期戦略の第1号大型投資案件として、中国・深セン市に計画している都市開発プロジェクトのワールド・イノベーション・センター(WIC)を予定。また、数年内に中国当局との歴史的な友好関係を武器に同国における投資拡大を検討するとしている。
三機工業<1961.T>=上値指向継続。前週は日経平均が波乱展開となるなかも、わが道を行く展開で5日続伸と気を吐いたが、きょうも目先筋の利食いをこなしプラス圏で推移している。三井系の総合設備工事大手だが、21年3月期はコロナ禍で大幅減益予想も株価的には織り込み済み。産業空調分野で旺盛な5G関連や半導体向け需要が貢献する形で22年3月期は2ケタ増益で切り返す公算が大きい。PER、PBRなど株価指標面からも割高感に乏しく、昨年1月初旬につけた昨年来高値1563円奪回が視界に入っている。
オンワードホールディングス<8016.T>=4日続伸。前週末5日の取引終了後、イタリア子会社が保有するブランド「ジル・サンダー」をイタリアのアパレル大手であるOTBに売却すると発表しており、これが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響で海外事業の経営環境が悪化するなか、不採算となっていた事業を整理し、成長分野に対する経営資源の集中を一段と進めるのが狙い。譲渡価額は非開示で、3月中に株式譲渡を実施する予定。なお、同件による影響は22年2月期に計上される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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8016
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