ティーライフ、今期経常を34%上方修正・4期ぶり最高益、配当も14円増額

配信元:株探
投稿:2021/03/05 15:00
 ティーライフ <3172> が3月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比64.8%増の4.6億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の5.3億円→7億円(前期は5.2億円)に33.8%上方修正し、増益率が1.0%増→35.0%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.0%の2.4億円とほぼ横ばいの計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→44円(前期は30円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である11-1月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比62.8%増の3.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.4%→9.9%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことにより、小売事業では、ECモールでの巣ごもり需要に対応した商品が引き続き好調に推移し、卸売事業では、テレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長しました。また、プロパティ事業では、袋井センター及び掛川センターの賃貸稼働率が向上したことに加えて、他社出荷業務の受託量が拡大したことにより、前回発表予想を上回る見込みであります。 一方、利益面につきましては、新規顧客開拓を目的とした広告出稿や既存顧客向けカタログの配布効率の改善による広告宣伝費の低減により、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を大きく上回る見込みであることから、上記のとおり2021年7月期の通期連結業績予想の修正をいたします。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要な課題と位置づけており、企業体質の強化及び今後の事業拡大のための内部留保の充実を勘案しつつ、配当性向30%を目途に、毎期安定した配当を継続していくことを基本方針としております。 この方針に基づき、2021年7月期の配当につきましては、1株当たり中間配当15円、期末配当15円、年間30円を予定しておりましたが、今回の通期業績予想の上方修正を踏まえ、中間配当を5円増配の1株当たり20円、期末配当を9円増配の1株当たり24円に修正することといたしました。この結果、2021年7月期の年間配当金は前期と比べ14円増配の1株当たり44円となり、配当性向は33.4%となる予定です。 なお、期末配当金につきましては、2021年10月開催予定の当社第38期定時株主総会に付議いたします。(注)上記の業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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