NY株式市場(4日)ナスダック総合指数の下げ止まりを注視−10年債中心に長期金利は上昇一服か
4日のニューヨーク株式市場でダウ平均は3日ぶりに小幅ながら反発して取引が始まりそうだ。
ダウ平均は、取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数が74.5万件と市場予想(75.5万件)ほど悪化しなかったことを素直に好感する形で買い戻しが先行しよう。まずは20日移動平均線(3万1384ドル)を意識しながら寄り付きを迎えることになりそうだ。
直近のハイテク株安の要因となっている長期金利の動向を巡っては日本時間の夕方から比較的落ち着きを見せていることから、前日に急落したナスダック総合株価指数の下げ止まりを確認したいタイミングだろう。ナスダック総合株価指数の1万3000ポイント割れで再び底打ち感が見られるかどうか、ハイテク株は踏ん張りどころに差し掛かっていよう。
ただ、注目されている雇用統計の発表を明日に控えているほか、パウエルFRB議長の講演を前に直近の長期金利の上昇などに関する発言を見極めたいとの姿勢から様子見ムードも広がりやすい相場環境にもあるようで、ダウ平均は寄り付きの売買をこなしたあと相場のトレンドが出た方向に付いて行かざるを得ない1日となる。
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=「トランプ2.0」で危険水域の銘柄群 11/27 17:30
-
「2024年のIPO」が12位と上位維持、キオクシア来月登場で関心... 11/27 12:20
-
「エヌビディア関連」が12位、目先株価変調で東京市場も影響及ぶ<注... 11/26 12:20
-
INPEXなど石油関連株が安い、イスラエルとヒズボラの停戦観測で原... 11/26 11:11
-
京成の上値追い鮮烈、アクティビスト買い増しとOLC株売却による資金... 11/27 09:37
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:56
-
今日 20:52
-
今日 20:47
-
今日 20:47