KTCが、関西ものづくり新撰2021に 「IT/IoT ソリューション(新設)」分野で選定されました

配信元:PR TIMES
投稿:2021/03/01 18:48
総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社(KTC)(京都府久世郡久御山町/代表取締役社長 田中 滋/証券コード5966)は、関西のものづくり企業が開発した製品・技術等の中から、近畿経済産業局が38件の「優れた」「売れる」製品・技術を厳選した「関西ものづくり新撰2021」に、新設された「IT/IoT ソリューション」分野で選定されました。デジタルトランスフォーメーションやニューノーマル等、変化する時代のニーズを捉えた製品・技術として評価いただきました。


関西ものづくり新撰2021 KTC選定証
京都機械工具株式会社(KTC)では「安全、快適、能率・効率」を具現化する製品・サービスを、TRASAS(トレサス)と名付け、IoT技術搭載工具・計測機器およびそれらを更に高度利用していただくことを目的に、「TRASAS 次世代作業トレーサビリティシステム」として、スマートセンシングツール、作業支援ソフトウェア、作業現場や管理者用のコンピュータ並びにシステム導入・稼働に必要となる各種サービスから構成されるソリューションを市場に投入してまいりました。「TRASAS」は「TRAceable Sensing and Analysis System」の意で、工具や計測機器にセンシングの要素を組み込み、その測定データをデバイスに送信できるシステムです。

図1 TRASASの概要
これまでは、「工具(モノ)」の安全や精度にフォーカスし「危険の見える化」を図ってきました。TRASASにおいては、作業者への作業支援を通じて「作業結果(コト)」の安全や精度にフォーカスし「安全・安心の見える化」を図ってまいります。 そのためKTCでは「工具」=「ツール(手段)」つまり、ソフトウェアやサービスまで工具と捉え、単純に表示や管理をデジタル化するにとどまらず、DXによるお客様のビジネスモデルの進化を支援します。

図2 TRASASによるDX支援のイメージ
TRASAS製品群は、以下のようなソフトウェア製品、スマートセンシングデバイス(当社デバイス、他社デバイス)をラインナップしております。


図3 TRASASソフトウェア製品
図4 TRASASスマートセンシングデバイス(KTC製デバイス)
図5 TRASASスマートセンシングデバイス(他社製デバイス)
KTCは、創業70周年を迎える2020年をTRASAS元年と位置づけ、作業工具・計測機器の精度を保証しながらも、結果の精度は作業者の技能に依存するのではなく、作業そのものの支援を通じて結果の精度を高め、ものづくりの「安全・安心」の実現をより高いレベルで推進します。

KTCはこれからも、現場の「安全」「快適」「能率・効率」を実現する製品を開発してまいります。

【大阪企業家ミュージアムでの特別展示】
展示期間:令和3年3月3日(水)~5月28日(金)
場所:大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区本町 1-4-5 大阪産業創造館 B1F)

【関連リンク】


KTC TRASAS

https://ktc.jp/trasas/info/


KTCが、DX(デジタルトランスフォーメーション)により顧客と自社のビジネスを変革する「T&M(つながる&見える化)事業」の本格展開と協業体制をローンチイベントにより発表

https://ktc.jp/news/118520
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