NY株式市場(26日)ハイテク株は前日急落の反動から切り返す展開−ダウ平均は下げ止まりを確認へ
26日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底固い取引スタートとなりそうだ。
前日の株価急落の要因となった長期金利の動向を巡っては、米国10年債利回りが一時1.55%を上回ったあと低下に転じていることから、ニューヨーク株式市場では直近売られたハイテク株中心に買い戻し機運を後押ししそう。
ダウ平均は寄り付きこそもたつく場面が見られそうなものの、ナスダック総合株価指数の切り返しで徐々に底堅さが増していこう。
ただ、週末を控えて大きくポジションを傾けにくいほか、バイデン大統領は、シリアで初めて空爆を行ったことから、地政学的リスクの高まりも意識されやすいだろう。
ダウ平均は、前日割り込んだ10日移動平均線(3万1543ドル)付近で戻り売りが出やすく相場の戻りも限定的となりそうなことから、26日はひとまず下げ止まりを確認するに止まりそうな1日となる。
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