米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時106円40銭まで上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/02/26 07:48
米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時106円40銭まで上昇  25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円21銭前後と前日に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=129円32銭前後と同50銭弱のユーロ高・円安だった。
 
 新型コロナワクチン普及などによる米景気回復期待に加え、この日に実施された米7年債入札が低調な結果となったことを受け、米長期金利が一時1.61%と昨年2月以来の水準まで上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。また、前週分の米新規失業保険申請件数や米1月耐久財受注が市場予想よりも強い内容だったこともドルの支援材料となり、一時106円40銭までドル高・円安が進んだ。一方、2月のユーロ圏経済信頼感指数が市場予想を上回ったことなどを背景に、ユーロが対ドルや対円で買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2175ドル前後と前日に比べ0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安だった。


出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ