<動意株・22日>(前引け)=オーケストラ、イソライト、フィード

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/02/22 11:34
<動意株・22日>(前引け)=オーケストラ、イソライト、フィード  Orchestra Holdings<6533.T>=大幅続伸。前週末19日の取引終了後、連結子会社Sharing Innovationsの東証マザーズ市場への新規上場が承認されたと発表しており、これが好材料視されている。上場予定日は3月24日で、上場に伴いオーケストラは所有株数366万株のうち98万5000株の売り出しを行い、上場後の所有割合は72.10%になる予定。なお、業績に与える影響は精査中としている。

 イソライト工業<5358.T>=急伸。昨年1月7日につけた昨年来高値672円も視界に入ってきた。ここ主力株を中心に半導体関連株が物色人気化するなか、同社株は同関連の出遅れ株として頭角を現している。セラミックファイバーのトップメーカーだが、同商品は半導体用工業炉向けで高水準の需要があり、ここ最近の半導体需給の逼迫で同社の商機も高まっている。高配当利回りにしてPERは10倍弱と割安感が強い。22年3月期業績の急回復が見込まれるなか、水準訂正期待が膨らんでいる。

 フィードフォース<7068.T>=ストップ高。情報サイトの掲載広告を更新する「データフィード」の運用などを主力にデジタルマーケティング事業を展開、SaaS事業にも傾注しデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の高成長株として注目度が高い。前週末19日取引終了後、21年5月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の6億4400万円から8億3900万円(前期比2倍)と従来の最高益予想に大幅に上乗せされた。コロナ禍にあってネット広告需要が高まっており売り上げを伸ばしたほか、リモート勤務常態化に伴う合理化効果も寄与している。株価は前週に調整を入れていたことで値ごろ感も生じており、好業績を手掛かり材料に投資資金を一気に呼び込む形となった。

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出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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