三谷商、今期経常を13％上方修正、配当も10円増額

　三谷商事 <8066> [東証２] が2月15日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.6％増の152億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の171億円→193億円(前期は201億円)に12.9％上方修正し、減益率が15.1％減→4.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の71.1億円→93.1億円(前年同期は112億円)に30.9％増額し、減益率が36.5％減→16.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→110円(前期は110円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.5％減の52.2億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の4.7％→4.7％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース