日道路、今期経常を22％上方修正、配当も60円増額

　日本道路 <1884> が2月10日後場(13:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比67.4％増の84.9億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→100億円(前期は78.5億円)に22.0％上方修正し、増益率が4.4％増→27.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.1億円→58.1億円(前年同期は56.4億円)に44.8％増額し、一転して3.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の180円→240円(前期は180円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比50.4％増の43.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.7％→9.4％に改善した。

株探ニュース