<動意株・9日>(前引け)=鋳鉄管、ダイトーケミ、ポーラHD
日本鋳鉄管<5612.T>=一時ストップ高。同社は8日、兵庫県朝来市と水道管路劣化診断業務の委託契約を締結したと発表。同社として、Fracta‐AI(機械学習)を用いた全国初の本格提供先になるといい、更なる採用拡大などが期待されているようだ。この業務は、朝来市が管理する管路データ(配管データや漏水履歴など)に対して、開発パートナーの米フラクタが構築した環境ビッグデータとAIを用いて、張り巡らされた配管の破損確立を詳細に算出し、管理更新事業及び水道管の漏水防止並びに維持管理を効率的に推進するため、網羅的・総合的に劣化診断を実施するもの。なお、朝来市の取り組みは、厚生労働省の「IoT活用推進モデル事業」に採択されている。
ダイトーケミックス<4366.T>=大幅続伸。感光性材料のトップメーカーで、旺盛な需要を背景に供給不足に陥っている半導体向けで好収益環境を享受している。21年3月期業績予想は期中に増額修正を2回行っており、営業利益は直近修正で12億円(前期比48%増)に増額されたが、期初予想の4億円と比較して3倍となった。昨年9月23日につけた昨年来高値1581円にはまだ大分余裕があり、半導体関連の出遅れとして上値余地の大きさが意識されている。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>=急反発。8日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が1750億円から1763億円(前の期比19.8%減)へ、営業利益が100億円から137億円(同56.0%減)へ、純利益が12億円から46億円(同76.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。ポーラブランドで利益率の高い海外売上高が計画以上に伸長したことに加えて、全社的な費用削減を図ったことが要因。また、為替影響を反映させたことも寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ダイトーケミックス<4366.T>=大幅続伸。感光性材料のトップメーカーで、旺盛な需要を背景に供給不足に陥っている半導体向けで好収益環境を享受している。21年3月期業績予想は期中に増額修正を2回行っており、営業利益は直近修正で12億円(前期比48%増)に増額されたが、期初予想の4億円と比較して3倍となった。昨年9月23日につけた昨年来高値1581円にはまだ大分余裕があり、半導体関連の出遅れとして上値余地の大きさが意識されている。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>=急反発。8日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が1750億円から1763億円(前の期比19.8%減)へ、営業利益が100億円から137億円(同56.0%減)へ、純利益が12億円から46億円(同76.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。ポーラブランドで利益率の高い海外売上高が計画以上に伸長したことに加えて、全社的な費用削減を図ったことが要因。また、為替影響を反映させたことも寄与した。
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出所:MINKABU PRESS
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