リボミックは堅調、あすか薬と共同研究開発契約を締結◇

　リボミック<4591.T>は堅調な動き。８日の取引終了後、あすか製薬<4514.T>と特定のホルモン受容体を標的とした創薬研究開発に関する複数年間の共同研究開発契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。

　今回の共同研究では、リボミックの創薬基盤技術である「ＲｉｂｏＡＲＴシステム」を用いて、あすか薬が注力する産婦人科領域で重要な役割を担う特定のホルモン受容体に作用するアプタマー医薬品の創成を目指すという。これに伴い、リボミックはあすか薬から研究ステップごとの研究費を受け取るほか、共同研究の一定の成果に応じたマイルストン達成に伴う一時金を受け取る権利を得るという。なお、同件によるリボミック及びあすか製薬の２１年３月期業績への影響は軽微としている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS