プロパティＡ、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　プロパティエージェント <3464> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比65.7％減の5.2億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の16億円→16.5億円(前期は15.4億円)に3.1％上方修正し、増益率が3.6％増→6.8％増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の10.4億円→10.9億円(前年同期は1.1億円)に4.8％増額し、増益率が9.2倍→9.6倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→26円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は0.2億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.3％→1.2％に大幅悪化した。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース