ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は141億円と低調

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比18.6％増の325億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同40.8％増の270億円となっている。

　個別ではｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、グローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> 、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> など10銘柄が新高値。ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.33％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.01％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.00％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が60円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金141億7200万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均190億3200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が51億9500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が21億6700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億7300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が13億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が6億8800万円の売買代金となっている。

株探ニュース