<動意株・2日>(前引け)=LTS、レシップHD、ヨシムラHD

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/02/02 11:31
<動意株・2日>(前引け)=LTS、レシップHD、ヨシムラHD  エル・ティー・エス<6560.T>=もみ合い離脱の動き。売り物薄のなか継続的な買いが観測され、4000円近辺のもみ合い離脱の動きをみせている。テクニカル的にも4000円近辺で収れんする5日・25日移動平均線を足場に浮上気配だ。RPAなどのITツールを導入するだけではなく、ビジネスプロセスを可視化することなどによって業務を改善させるDX支援コンサルを展開、コロナ禍を契機に企業のデジタル化投資需要を取り込んでいる。業績も急拡大歩調にあり、20年12月期営業利益は前の期比47%増の4億5000万円を計画している。

 レシップホールディングス<7213.T>=ストップ高。同社は1日、子会社がドイツの公共機関向けシステムインテグレーターであるIVUトラフィック・テクノロジーズに対し、キャッシュレス運賃収受器「LV-700」の提供を開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。「LV-700」は、世界共通で利用できる多様な決済手段に対応した運賃収受器で、クレジットカードの国際的な標準規格であるEMVレベル2認証(対応ブランド:VISA、MasterCard)を取得済み。IVUは今後、ドイツ語圏(ドイツ・スイス・オーストリアなど)を中心に、LV-700を活用した運賃収受システムを拡販していく予定だとしている。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>=続伸。同社は食品の製造販売を手掛けるが、中小食品企業を買収し育成するビジネスモデルに特徴がある。1日取引終了後、酒類・食品の卸売会社大手である国分グループ本社と資本・業務提携することを発表。国分を引受先とする118万8500株の第三者割当増資を実施する。これによる業容拡大効果に期待した買いが流入した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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