エバラ食品、今期経常を一転33％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　エバラ食品工業 <2819> が1月29日大引け後(15:15)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比48.0％増の37.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の21.5億円→31.5億円(前期は23.7億円)に46.3％上方修正し、一転して32.7％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→12.8億円(前年同期は11.8億円)に4.5倍増額し、一転して8.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比39.9％増の18.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.8％→12.0％に大幅改善した。

株探ニュース